外構屋さんってどんな仕事をする人?Vol.3
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外構屋さんってどんな仕事をする人?vol1,2で、エクステリア業界の現状を説明してきました。今回は、Katoが問題だと感じている業界の設計・提案力についてお話しします。
外構、エクステリアって言葉。ここに内包されているキーワードに、設計という大事なワードが一般的に抜け落ちてしまっています。逆に言えば今の世の中的には、外構工事であったりエクステリア工事であったりするのが一般的。最終目的は工事をして現場を作る事に変わりはありませんが、大事なプロセスが抜け落ちてしまっていますよね、それが、設計(「外構設計」や「エクステリア設計」)、デザイン(「外構デザイン」「エクステリアデザイン」)となる訳です。
顧客のニーズ(必要性)は工事でありゴールは一緒です。しかし、ウォンツ(潜在している欲望)については、設計やデザインをしなければお客様の高い要求には答えたゴールは造れません。
因みに、大手住宅会社の担当者(大手住宅メーカー)は企画商品カタログから間取りをつくり、デザインブック一冊で仕様を決めようと躍起になっているのが実情です。そこにも設計やデザインという大切なワードが抜け落ちているのではないでしょうか。
外構屋さんとは、お客様のニーズだけを追い求め、工事図面を作り現場を造る“工事屋”さんが多数、そして稀に、お客様の夢や希望を兼ね備えウォンツを散りばめた意匠設計、デザイン図面を作り、現場という作品を創る“外構屋さん”が存在することになります。
弊社では、お客様のウォンツを常に考えた「外構設計」「エクステリア設計」を高い意匠性で実現させて頂く数少ない外構屋さんなのかもしれません。